2020年2月14日金曜日

ウィン-ウィンの関係

おしゃべりの花を咲かせています。牡丹の会の管理人,マーシャです。

 クラウドコンピューティングが日々のニュース用語して出てくるようになった頃、
社会福祉協議会に加盟しているボランティア団体の中で、私たちももっとパソコンを使って何かした方がいいのではないかと、いう議論が出るようになりました。
そして、ボランティア活動におけるパソコン利用について、勉強会を行うことになったのです。

 その時は、社会福祉協議会に関わる方や地域のボランティアに、パソコンで何ができるのか、これからインターネットで何をしていくべきか、ということをお話ししたように記憶しています。
 講演を聞いていただいた後、具体的な操作を教えて欲しいという声があり、 その後、継続して講習会を開くようになりました。

 講習会には、パソコンに詳しい視覚障がい者の方に、何度か講師に来ていただきました。
参加する側が知識を得るだけでなく、講師側にも社会とのリアルな窓口を増やせるというメリットがあることで、お互いがお互いを助け支え合える形に成ります。
ビジネスではウィン-ウィンの関係というのでしょう。
もちろん、マーシャが日々参加者に助けられていることは言うまでもありません。

サービスを受けることよりも、与えることの方が、生きがいや満足度が高いというのは高齢者にも当てはまるようです。
日米のデータ比較でも、国や文化に関係なく、社会貢献やボランティアで、積極的に人のために何をする人の方が、人生に満足できるのだとか。
情けは人の為ならず、と申しますが、ことわざを科学的な統計データで証明できたのは面白いな、と思います。

【参考】
 ▼内閣府 平成27年度 第8回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果 塚田典子 高齢者の総合生活満足度に関連する要因研究―日・米の国際比較調査データを用いて― https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h27/zentai/pdf/kourei_4_tukada.pdf

▼「満足度・生活の質に関する調査」に関する第1次報告書 令和元年5月24日 内閣府 政策統括官(経済社会システム担当) https://www5.cao.go.jp/keizai2/manzoku/pdf/report01.pdf