2020年2月26日水曜日

もったいないこと

おしゃべりの花を咲かせています。牡丹の会の管理人,マーシャです。
月2回の勉強会のうち、必ず1回は、特殊詐欺を紹介します。
当日朝のワイドショーで見聞きした話もあれば、
町内の人に被害電話がかかってきた話など、
常に新しい手口が出てきて、毎月であっても紹介しきれないほどです。

警察のTwitterで紹介されていた怪しい葉書の画像を見たら、
何人かが「うちにも来ました!」と教えてくださいました。
どうやら、配達地域指定郵便を使っているようです。
そこそこの住宅密集地ですから、割引があったとしても、それなりのお金をかけて詐欺をしているのだと計算してしまいます。

本文には、巧妙というか分かりにくいというか、文章の体を成していない文句が並んでいます。
馴染みのない法律用語に、身に覚えがあるような無いような。
何が詐欺なのか、何が広告なのか、わからないというのが一番怖いです。

インターネットやSNSの仕組みを知り、
葉書に書いてある情報を検索したり、
メールのヘッダやURLのドメインを確認する方法を学んだりすると、

「こんなことよく考えつくね」
「頭が良くないとわからないよ」
と皆さん感心しきりです。
人生経験が豊富な方も「これは騙されるわ」と。

この頭脳と行動力を、
社会が求めている事に使えば、きっと大成功するでしょうに、
もったいないなあ、としみじみ思うのです。

迷惑メールへ具体的にどう対応すれば良いのかは、こちらを紹介しています。
1. 有害情報対策ポータルサイト 迷惑メール対策編(財)インターネット協会)
https://salt.iajapan.org/wpmu/anti_spam/universal/

2. 迷惑メール相談センター(財)日本データ通信協会)
https://www.dekyo.or.jp/soudan/index.html